1/72 ダグラム MaxFactory [ダグラム]
MaxFaxtoryから2014年6月にまさかの完全新規プラキットとして発売された、1/72のダグラムです。
「太陽の牙 ダグラム」というタイトルで1981年に放送されたTVアニメの主人公機がこのダグラムです。
1話目冒頭の朽ちダグラムの絵があまりに衝撃的で有名ではありますが、本編としてダグラムがまともに登場するのが第7話という今では考えられないような構成だったと思います。(記憶が曖昧です。また見直したいと思います)
当時、ガンダムの後を追う形で様々に展開されたロボットアニメの中で、このダグラムは後にボトムズやガリアンに続く高橋監督の看板作品になった歴史的なアニメだと言えます。
プラモデルも当時、タカラから1/72、1/48とデュアルモデルで展開されたものが主軸だったと思います。
(他、ニットー、カバヤなどもありましたが)
ダグラムは全75話という異例の長編だったことから、プラモデルも多数発売されていました。
今ではいずれも再販が無いことからプレミア化している感じですが・・・
そのダグラムのプラモデルが完全新規で2014年1月にMaxFactoryから発売されたのが、今回の紹介するキットです。
ダグラムのメカデザインは大河原邦夫氏ですが、パッケージは天野英貴氏によるもので、素晴らしいパッケージです。
<データ>
- メーカー:MaxFactory
- 発売年:2014年
- 価格:3.619円(税抜)
- スケール:1/72
- 出典:太陽の牙 ダグラム
側面。
ダグラムのMaxFactory製キットシリーズ第一弾ということで、No.01が振られています。
2018年現在では10種類以上あり、まだまだ出てくれそうです。
ただ、クラブガンナーなどガンナー系はまだ出ていないというところが残念ですが、長生きしていればいつかきっと??
両方の側面です。
キットのプロポーションはさすがに30年前のキットと比べるまでも無く、です。
パーツはこのような感じです。
基本はスナップフィットで接着剤不要の今時仕様です。
更にコクピットのキャノピーに当たる透明パーツは、フレーム塗装済みパーツが付属するという新設設計。
親切過ぎるくらいですが、ありがたい仕様ですね。
説明書とカラーチャート。
ダグラム用カラーまでガイアノーツから発売されている昨今を果たして90年代~2000年あたりで予想できたでしょうか。
やはり、こういったプラモデルの購買層が10代から40~50代にシフトし、少子高齢化社会の結果がこの状況を生んでいるとも考えてしまいます。
ありがたいことですが、一体これから先どうなるのか。
真実は見えるか。
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